青春スニーカー

【青春スニーカー】

song/word Tsutomu Kiyota

ほどけた靴紐を締めなおしたら
懐かしい君の顔ふっと過ぎったんだ。
はしゃいで汚れた僕のスニーカー
洗っても落ちやしない青春の日々。
オレンジ色した夕焼け空
終わらない隠れん坊。
遊び足りないからもう少し
月に照らされ逃げ回った。

長い坂道を昇りきった公園で
見つけたドラム缶の中、僕の秘密基地。
擦り切れてしまった僕のスニーカーは
いつでも若気のイタヅラを見守ってくれていた。

今でも忘れない君と過ごした
思春期の盛り日と僕たちの夢
時を忘れて語り合った
放課後帰り道。
話し足りないから遠回り
夜空に響く夢物語。

あの日描いていた僕の夢模様
今でも色褪せることなく鮮やかに彩る。
憧れはいつでも輝きを増して
僕等の未来への行く先を照らしてくれてた。

いつかは僕達も大人になってゆく
いくつもの試練を乗り越えて生きていかなくっちゃね。
くじけそうになっても
いつまでも僕等、繋がってるから安心して
強く生きてゆける。
安心して…
強く生きてゆける。

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