【恋泥棒】
song/word Tsutomu Kiyota
火傷しそうなほどに熱くなった砂浜を
はしゃいでる君は真夏の恋泥棒
小麦色した肌に波渋きが輝く
当然の事ながら僕なんて問題外
もしも、僕が唯一の人に成れるのならば
揺れる水平線を抜けてEndlessTravering
夏をすり抜けて行く風は君の
髪を揺らし甘い香りが僕を虜にしてゆく。
波に濡れたTシャツに釘づけ
妄想が予想以上に巡る真夏の夢
揺れる波に浮かぶ恋の浮袋を
見付けたとたんに僕は海に飛込んだ。
いつの間にか波に浚われてハナレバナレ
頼みのクロールにすべて注いで追いかけた。
向う先が大時化でも君が
傍でいてくれてたら強く生きていけるような気がした。
涙に溺れる夜をくぐりぬけて
たどり着いた希望島に光が差し込む…